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1月25日 THIS IS 大場真人
1月25日 THIS IS 大場真人
 
お待ちかね!
今回は青二プロダクション所属・大場真人氏の登場!!
何で?どうして?そう言うコーナーだったっけ?と言うむきもあるでしょう。
イイのです。このコーナーにルールはありません。
まずは簡単に大場真人氏の紹介をしましょう。
 
大人気アニメ「ONE PIECE」では「声優」として。
CX「とくだね」、NHK「クローズアップ現代」では「ナレーター」として。
そしてNHK「ワンダー×ワンダー」では「語り」として。
その渋くかつ透明な彼の声を、テレビで聞かない日はありません。
 
そんな大場真人氏は玉川大学芸術学科演劇専攻卒業。
在学中に劇団大三帝国(現・劇団SWAT!)創立に参加。
んっ!?あれ?とお気付きの方がいらっしゃいますね…。
そうです、僕とは30年来の旧友・親友・仲間なのです!
なんかもう大場真人氏とか書くのも面倒なので、
いつも呼んでる「まひと」「まひちゃん」「マッヒー」
「真人だべ星人」「いい声真人」の何れかで統一しましょう。
今回は…「真人」に決定!
 
先日、真人と久し振りに二人で酒を飲みました。
後輩の結婚披露宴以来なので2年振り、でもちっともそんな感じでもなく、
やっぱり友とはイイもんですね。
学生の頃は芝居一色、稽古に明け暮れる毎日。
この大場真人と島田啓司(劇団SWAT!座長・四大海)、志村敬二郎(劇団主宰、俳優・沢元凱)とは、
本当にいつも一緒でした。
皆さん勉強熱心で、上から落ちてきたり下に行っちゃたりで、
4人が同じ学年になったのは大学2年の時だけ。
それでも芝居を作るのには、学年なんて関係なかったな。
彼等との日々があったから、今こうして仕事が出来ている、間違いなく僕の原点です。
島田(四大海)や志村(沢元凱)の事は、またいつかご紹介しましょう!
 
大場真人氏と真人は学生時代、大学から徒歩15分くらいのアパートにひとり暮らし。
やっぱり北海道育ちは心が広いのです!
いつでも誰でも部屋に入れるよう、
常に玄関の鍵は掛けない。
稽古で終電を逃した輩も、深夜まで呑んだくれた輩も、
知り合いも知らない人も、誰も彼もが真人の部屋にお世話になる。
真人が帰宅する前に、勝手に上がり込んでるなんて事もあった。
それから、建付けの悪い玄関のドアが、開けた途端にドアごと外れたなんて事もあった。
ノブが取れるとかじゃなくて、四角いドアが蓋みたいにきれいに抜けちゃった!
 
思えば酒もよく呑んだ…。
生涯一番は「真人の部屋で二人で呑んだあの日」と二人ともが一致。
覚えてますか?生産中止になっちゃったサッポロジャイアントビール2リットルビン。
貧乏学生御用達の、ツチノコみたいな形のビンに入ったそのビールを3本。
それから日本酒一升瓶(澤乃井らしい)を3本空けて…。
呑まなきゃいけない何らかの事情が、お互いにあった訳でもなく…
単に盛り上がって呑んじゃっただけだと記憶している…。
呑み過ぎだよね。
なのに二人とも翌日は二日酔いどころか、「喫茶アップル」でミートソースの大盛りを平らげてから授業に。
若いって凄かったんだね!
今そんな事したら、翌日は丸一日使い物にならないか、半分も呑む前に寝ちゃうもんね!
 
大場真人氏そんな真人が、新居に招待してくれました。
駅へと続く通りから一歩入った、世田谷の閑静な住宅地に、真人が構えたマイホームはありました。
外観もさることながら、玄関を開けてビックリ!
目に飛び込んできたのは、雑誌なんかで紹介されるようなお洒落な空間。
物凄くセンスがよくて…恥ずかしくて絶対我が家になんか呼べない…。
あれは「渡辺篤史の建もの探訪」でロケやった方がイイ!!
2週にわたって出来ますよ!番組のスタッフの方がこれを読まれていたら、
即出演交渉をしてみてください!
 
古くて湿っぽくて、玄関ドアも抜けちゃって、共同風呂にはキノコが生えて「山菜風呂」みたいになっていて…
30年前、そんなアパートで夢や将来を語っていた真人。
あんな素敵な家で暮らす今も変わらず、
「俺達がジジイになったらさ!」と、まだ夢や将来を話している。
それが大場真人の魅力、強さなんだろう。
 
この前偶然に「ワンダー×ワンダー」を観た。
真人の語りに心が掴まれた。
芝居を共にし、同じ舞台に立っていた時に感じた、
真人が使う台詞の間、出し入れ、音、息、そしてそこにある想い。
THIS IS 大場真人。
やっぱり真人は「上手い」のでは無く「凄い」のだ。
 
何だか昔話をしちゃった感じですね。
今回書いているうちに「僕も真人にとって同じように在りたい」
そんな風に願っている自分がありました。
まだまだ頑張らんとイカンです!
成長しなきゃイカンです!
真人、また呑もう!!
今度は島田と志村も一緒にね!
















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